開院後1カ月
ドクターの部屋
おかげさまで開院後1カ月が経過しました。
クリニックは、少しずつですが、地域のこどもたち、また障がい児・者に来院いただいています。
時間に追われていたあいち小児センターでの外来診療と異なり、少し余裕があり、こどもたちの表情や行動もゆっくり観察でき、また家族の希望や思いにも、今まで以上に耳を傾けることができる診療に満足しています。
あいち小児センターに通院されていたご家族からは、先生の顔がマスク越しではあるけど明るくなっているといわれ、以前の外来ではどんな顔をしていたのか反省しきりでした。
どんな健常児でも、また重症の障がい児・者でも、それぞれに相手に訴えようとする表情や仕草があります。医療者はそれをなるべく多く読み取って対応しなければ、と毎日の外来で思っています。65歳をこえた「じいさん医」ではありますが、医療に携わるものとして患者さんから教えられることはまだまだ多いと感じる毎日です。
院長 服部 義