当クリニックで作製した座位保持装置を発表してきました リハビリの部屋 2022.11.28 こんにちは。リハビリの鈴木です。 11月19・20日に開催された日本シーティング・コンサルタント協会主催のシーティング・シンポジウムに参加させていただき、当クリニックで作製した座位保持装置についての発表をしてきました。 シーティングとは、座りやすい姿勢を保つために身体機能の改善・環境の調整を行うことを指しています。 座位保持装置とは、障がいによって座る姿勢を保つことができない人のサポートをする椅子であり、当クリニックでは医師と義肢装具士と理学療法士で検討して作製する椅子を決めることが多いです。 現在は長年の開発により使用しやすい座位保持装置が多くありますが、使用者の要望や生活環境によっては既製品のみでは対応できない場合があり、今回はオーダーメイドで作製した座位保持装置の紹介と、使用した時の評価を踏まえて発表を行いました。 当クリニックでは障がいを持つ患者さんが多くの福祉用具を作製します。まだまだ勉強中ではありますが、今後もより良いリハビリや福祉用具の作製に貢献できるよう頑張ります。 (今回はオンラインでの開催だったため、発表中ガチガチに緊張した僕の写真はありません) PT 鈴木 (続きを読む…) 学会発表をしてきました リハビリの部屋 2022.10.18 10月8~9日に新潟の朱鷺メッセで開催された日本義肢装具学会学術大会に参加させていただきました。 会場では、義肢装具に関する研究発表や、企業ブースに設置された義足や装具の展示が行われていました。 当クリニックでも補装具(装具や車椅子など)は取り扱う機会が多く、臨床に生かせる知識を学ぶことができた有意義な時間となりました。 写真は発表中の僕ですが、画像でも伝わってくる(かもしれない)くらいガチガチに緊張しています。普段の臨床においても患者さん、ご家族さんに対して、著名な先生方の発表のように分かりやすい話し方を心がけていきたいです。 PT 鈴木 (続きを読む…) インフルエンザ予防接種 ナースの部屋 2022.10.06 こんにちは。 10月に入っても相変わらずコロナウイルス感染症は完全に終息とはいかないようですね。 さて、今年の夏は昨年に比べ、RSウイルス感染症や手足口病が流行しました。朝晩の気温が下がり、風邪をひく子どもが増えてくる時期となり、インフルエンザウイルス感染症の流行が気になるところです。 手洗い、マスクの徹底は習慣化されていると思いますが、それに加え、インフルエンザウイルス感染予防対策としてワクチン接種も考えてみてはいかがでしょうか? あそびと発達リハビリクリニックは、10月11日からインフルエンザワクチン接種を開始します。ご希望の方は、ホームページをご覧ください。 あそびと発達リハビリクリニックはがんばる子どもたちを応援しています。 ①ガチャガチャをする ②カプセルを開けて、番号札の引き出しから絆創膏を選ぶ ③注射を打った後、絆創膏を貼ってもらう。 看護師 清水 (続きを読む…) 8月も終わり ナースの部屋 2022.08.31 BA.5対策強化宣言の中、夏休みも今日で終わりですね。 3年ぶりに行動制限なしの休みでしたが、みなさんは楽しい夏を過ごせましたか?来院時には夏の思い出を是非聞かせてくださいね。 明日からは9月。芸術の秋、読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋。 素敵な秋に向けて、気持ちを切り替えて頑張って行きましょう!! 私はこれから秋の楽しみの1つとして、クリニックの庭に仲間入りした「コキア」の成長に注目しています。 今はまだ緑色の‘’‘マリモ‘’みたいですが、秋になると鮮やかなピンク色に変わります。その後は、刈りとってホウキにすることもできるそうです。こんなイメチェンができたら素敵ですよね 看護師 K (続きを読む…) 子どものけが治療 ドクターの部屋 2022.08.22 当クリニックは小児整形疾患や障がいをお持ちのお子様の治療・リハビリテーションのみでなく、けがの治療にもあそびを利用して対応しています。 子どもは痛いところを触られるのをとても嫌がります。またそのような場合診察用ベッドに容易に寝てくれません。そこで診察室ベッドの天井に1~ 6番まで動物の絵が貼られており(ナースの部屋20210715ブログ参照)、こどもたちにはベッドに寝て、1から6番まで動物の名前を言ってもらいます。多くは言い終えるまで、足らなければ繰り返していると診察が終わっています。またけがの時、恐怖を感ずるような処置やギプス固定・切割などは、HPSが寄り添い、I pad にて動画音楽を聴いたり、ゲームをしながら行ったりします(ディストラクションといいます)。またギプス装具室にはスクリーンがあり、時間がかかる処置は映画を見ながらも可能です(あそびの部屋20210524ブログ参照)。HPSは子どもの年齢にあったディストラクションツールを準備しています。私自身は以前の病院より、ずいぶん処置がしやすくなったと実感しています。 ただ重要な前提があります。当クリニックではどんな診察・処置も家族(多くは母)とともに行なうことを原則にしています。どんなディストラクションも家族のスキンシップの安心感にはかなわないかもしれません。 令和4年8月22日 院長 服部 義 (続きを読む…)