こどもの整形・リハビリテーションを笑顔とともに楽しく
あおぞらファミリークリニックこども整形外科センター
(旧あそびと発達リハビリクリニック)

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お盆ですね
リハビリの部屋 2021.08.13
こんにちは。 リハビリの鈴木です。   カラッとした暑い夏の日が続いており、(当クリニックに決まったお盆休みはありませんが)世間はお盆休みとなりました。 自宅でご先祖様をお迎えする方や、実家に帰省される方、コロナウイルスの影響により帰省ができない方など、今年は様々なお盆の形があるかと思います。 そんな今年のお盆ですが、我が家では検討の末実家に帰ることはせず、エアコンの付いた部屋でアイス片手にのんびり過ごすことに決定しました。   核家族である我が家には仏壇がありません。しかしながら、もしご先祖様が様子うかがいに立ち寄ってくださった際に、あまりに怠惰な姿を見せるわけにもいきません。 そこでお盆を迎える準備として、梅雨の時期に伸び放題となった雑草たちの除草大作戦を行いました。 サンサンと照り付ける太陽の下、何度も折れそうになる心を鞭で打ち、雑草を抜き続けること4時間。ごみ袋10袋分の除草が完了しました。 写真は特に雑草の多かった一角で、除草後更地になった庭を見るのはなんとも清々しかったです。 水戸黄門として知られる徳川光圀は「楽は苦の種苦は楽の種」ということわざを残しており、これは「楽をすれば後で苦労を味わうことになり、逆に苦労をしておけば後で楽ができる」ということだそうです。 つまり、お盆にエアコンの付いた部屋でアイス片手にのんびりしていたとしても、それは怠惰に過ごしているわけではなく、除草大作戦を成功させた“苦労”の末に勝ち取った“楽”であるということを、ご先祖様もきっと分かってくれるでしょう。
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乳児股関節脱臼
ドクターの部屋 2021.06.05
今回は私のライフワークでもある乳児(先天性)股関節脱臼について書きます。 乳児の異常股関節には、完全にはずれている脱臼、はずれつつある亜脱臼、はずれていませんが屋根の部分(臼蓋)が急峻な臼蓋形成不全があります。最近日本整形外科学会では、これら股関節脱臼・亜脱臼・臼蓋形成不全を合わせて、発育性股関節形成不全という難しい病名を使用しています。 2013年に日本小児整形外科学会は股関節脱臼の全国多施設調査を行いました。私は担当事務局として参加しましたが、全国で2年間に1295例の完全脱臼例が報告され、その約15%が1歳以後まで診断されていなかったという事実が判明しました。 1歳以後の発見では、入院治療が必要となり、治療期間は乳児期の診断と比べかなり長く、こどもと家族の負担はかなり大きくなります。また1歳以後ではせっかく脱臼を整復しても、臼蓋形成不全を残してしまい、将来的に痛みが出る股関節になってしまう心配もあります。股関節脱臼は早期診断・早期治療がとても大切です。乳児股関節脱臼の早期診断に被爆のない超音波検査は極めて有用です。 こどもの股関節が心配な方は、なるべく早期に超音波検査を受けていただくようおすすめいたします。 院長 服部 義   超音波検査を受ける「たけし」君
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